旧東海道のひとこま

46.庄野~亀山(写真をクリックすると拡大されます)


旧道に入ると庄野宿の表示 庄野は石薬師と亀山の間が長かったことから設けられた宿場で 東海道の宿場の中で最も遅い設置でした


現在はこぢんまりとした静かな住宅街です


庄野宿に関する資料を展示する庄野宿資料館 小林家を復元し平成十年に開館しました


問屋場跡 


本陣跡 庄野は小さな宿場だったので本陣は一軒でした


庄野宿は鈴鹿川西岸にあります こちらは式内社の川俣神社 境内には樹齢三百年ほどのスダジイが聳えています 


小さな宿場だった庄野宿 八百メートルほどで宿場の西端にやってきます


夕暮れの鈴鹿川 


宿場を出てしばらくすると汲川原町に入ります ここは安楽川が鈴鹿川に合流する地点でたびたび氾濫し人命を脅かしていました 左奥に見える石碑は 二百人の女性が夜中に工事をし堤防を完成させたことを記念する女人堤防の石碑です


中富田の川俣神社前には一里塚跡 日本橋から数えて百三番目の一里塚です


中富田町から西富田町へ 進行方向右手に鈴鹿山脈が見えるようになってきました


西富田の川俣神社 庄野宿の川俣神社、中富田の川俣神社に次ぎ三つ目の川俣神社です 川の氾濫を鎮めたいという昔の人たちの思いが感じられます


安楽川を渡り西へ


JR関西本線の踏切を渡り井田川町に入ります


鈴鹿川の支流椋川を渡り南へ進みます


和田町に入ると旧東海道は西へ


やや勾配の急な上り坂 崖の上には延暦年間創建と伝わる真言宗の古刹石上寺があります


和田の一里塚 日本橋から数えて百四番目の一里塚です ここまで来ると亀山宿はもうすぐです
  1. お知らせ

    エッセイが掲載されました
  2. 心に留まった風景

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  3. 心に留まった風景

    賤ヶ岳
  4. お知らせ

    『東海道五十三次いまむかし歩き旅』(河出書房新社)
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