連載 紀行エッセイ「歩いて旅した東海道」

  1. 桜田へ 鶴《たづ》鳴き渡る 年魚《あゆ》市《ち》潟《がた》 潮干《しほひ》にけらし 鶴鳴き渡る鳴海を出て十数分後、天白川に架かる橋の…

  2. 鳴海

    境川という名の小川を越えると、東海道の旅はいよいよ尾張国に入る。尾張国最初の宿場は鳴海宿だが、鳴海の手前二キロほどのところに、かつて間の宿だった有松があ…

  3. 知立

    毎年五月に、東京南青山の根津美術館で尾形光琳の燕子花《かきつばた》図が公開される。群青の燕子花が黄金色を背景に群生するその作品、色彩と構図が印象的で一度見たら忘…

  4. 岡崎

    丘陵や山が迫っていたのは藤川までで、気づけば広大な岡崎平野を歩いている。ここはもう西三河だ。その中心都市岡崎は、江戸時代宿場町、城下町、湊町として栄えたが、岡崎…

  5. 藤川

    三時を過ぎ、高かった日がかなり西に傾いているが、山がちょうどよい具合に太陽を隠してくれるので、街道に降り注ぐのは柔らかくなった山越しの西日だ。稲刈りが終わって間…

  6. 赤坂

    御油の松並木が終わりに差しかかるころ、左手に優しい姿の宮路山が見えてくる。標高は三百六十メートルほど。古代から中世にかけての古東海道は、この山中を通っていた。…

  7. 御油

    築百年は経っていそうな家、軒下に手筒花火をつり下げた家、北西角にジノカミサマ*の祠をお祀りしている家、連子格子の家。豊川を渡るころからそうした家々が見られるよう…

  1. 連載 紀行エッセイ「歩いて旅した東海道」

    土山
  2. 連載 紀行エッセイ「歩いて旅した東海道」

    日本橋
  3. 心に留まった風景

    松花堂
  4. 連載 紀行エッセイ「歩いて旅した東海道」

    沼津
  5. 寄り道東海道

    一の谷遺跡
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