旧東海道のひとこま

31.舞阪~新居 (写真をクリックすると拡大されます)


春日神社を過ぎると見事な松並木が現れます 舞阪の松並木は七百メートルほどの間に三四〇本ほどの松が植えられています 江戸時代には舞阪宿の東見付まで松並木が続いていたそうです


松並木を過ぎ旧道に入るとほどなく舞阪宿の東見付の石垣が見えてきます


こちらがその石垣です ここに見張番所があり 大名が通行する際などには六尺棒を持った番人が立ち 人馬の出入りを監視するとともに治安の維持にあたったといいます


舞阪宿入るとすぐ 常夜燈と舞阪の一里塚跡があります この一里塚は日本橋から数えて六八番目の一里塚でした


舞阪宿の旧東海道風景 突き当たりには浜名湖 舞阪漁港に通じる静かな旧道には海産物を売る店が点々としています


旧東海道から南に少し入ったところに鎮座する岐佐神社 水産・漁業の守り神で赤貝と蛤の女神を御祭神としてお祀りしています


舞阪には本陣が二軒ありました こちらはそのうちの一軒があった跡地 旧東海道の正面にはもう浜名湖が見えています


その少し先には脇本陣 復元された建物が唯一宿場時代の雰囲気を伝えています 現在は資料館になっています


浜名湖に突き当たったところに常夜燈が立っています


漁港の風景 舞阪漁港はシラス漁発祥の地と言われています


浜名湖に突き当たった後旧東海道は右折し 浜名湖の今切れを渡りますが その手前にかつての渡船場跡があります


こちらがその渡船場跡 昔の旅人はここから船で今切れを渡り対岸の新居に向かいました


橋を渡るとまもなく弁天島 弁天島には弁天神社が鎮座しています


弁天島では幾度となく地籍をめぐる争いがありました 現在は舞阪町に入っています


現在今切れには東海道のほか新幹線や東海道線が平行して走っています 歩いていると頻繁に新幹線をを眼にします


中浜名橋を渡り弁天島の西にある人工島新弁天へ


浜名湖の今切れは南国の雰囲気


対岸に渡るとほどなく新居駅が見えてきます ここまで来ると新居宿はもうすぐです
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