旧東海道のひとこま 

18.興津~江尻 (写真をクリックすると拡大されます)


興津川を渡るとほどなくして身延道起点の道標 この道により興津と甲斐国が結ばれました


その先に興津の一里塚の石標 日本橋から数えて四十一番目の一里塚です


興津駅前を過ぎると 興津東本陣跡の表示 興津宿には本陣が二軒ありました


脇本陣水口屋は明治になると旅館に転じ 現在は企業の研修施設と博物館になっています


こちらが博物館になっている水口屋ギャラリー


旧東海道に迫り来る山に古刹清見寺があります 古代ここに関所が置かれていました


六千坪に及ぶ広大な敷地に大方丈や書院、鐘楼などがあります こちらは家康手習いの間がある大方丈


清見寺の先には西園寺公望の別荘「坐漁荘」 元の建物が犬山の明治村に移築されたため 図面に忠実にこちらの建物が建てられました 現在記念館として公開されています


興津の旧東海道はこんな感じです


坐漁荘から西に二百メートルほどの清水清見潟公園の一角に井上馨の像があります 井上馨も興津を愛した一人 晩年には療養のために長者荘と呼ばれる別荘で過ごすことが多かったようです


興津を抜け江尻を目指します


国道一号線から旧道が分岐するところに松が一本 ここにはかつて細井の松原と呼ばれる松並木がありました 細井の松原は太平洋戦争の際航空機原料として伐採されてしまいます その際大量の人骨が出てきたことから無縁さんの碑が立てられています ここまで来ると江尻宿はもうすぐです
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