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寄り道東海道
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蔦の細道
坂道にかゝれば、いよいよ道細く、山深うして幽寂たり。茅《ちがや》、すすき、萩、荻、篠竹《しのたけ》生い茂りて、藤蔓《ふじかずら》、蘿《つた》かずら足にまとい、薔…
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賤機山と静岡浅間神社
駿府城公園の北西約六百メートルのところに、賤機山《しずはたやま》という標高一七二メートルの低山があります。賤機山は賤ヶ丘とも呼ばれ、それが静岡という地名の由来に…
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久能山東照宮
先日鉄舟寺について投稿しました。鉄舟寺の前身は久能寺といい、久能山にありましたが、江戸時代になると東照宮が建てられ、現在久能山といえば東照宮をさすほどになってい…
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三保の松原
興津の清見寺で三保の松原が話題に上がって以来、江尻に来たら三保の松原まで足を延ばそうと思っていました。巴川の河口、駿河湾に突き出た長さ四キロほどの砂嘴《…
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鉄舟寺
江尻で清水次郎長の足跡を追いました。次郎長は知れば知るほど味があり、東海道を歩いたことで次郎長に対して抱いていたイメージがすっかり変わってしまいましたが、次郎長…
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水口屋
興津の旧街道を歩いていると、斜め前方に黄土色の長い塀が見えてきます。明らかに普通の民家とは異なる雰囲気。入口には、水口屋と看板が下がっています。水口屋と…
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由比漁港
由比で桜エビ漁が始まったのは明治二十七年(一八九四)、二人の漁師が鯵の網引き漁をしていたとき、偶然大量の桜エビが獲れたことに始まります。桜エビは水深二~…