心に留まった風景

菜の花と比良山

明日一月二十日は大寒ですが、今年は暖冬のため雪が少ないようで、各地のスキー場で営業ができないところが相次いでいます。雪は降ったら降ったで大変ですが、降らなけれ降らないで夏場の水不足が懸念されます。ほどよい加減が望ましくても、自然現象はそううまくは運びません。

琵琶湖の西に聳える比良山も、例年一月のこの時期には雪化粧をし立体感がより際だって見えますが、今年は山頂が部分的に白くなっている程度です。それに対し、対岸のなぎさ公園では早咲きの菜の花が早くも満開に近く、春の香りで満ちています。

草津に毎年飛来しているコハクチョウも、今年はまだ姿を見せていません。雪のちらつく極寒の湖岸で、コハクチョウが飛来する様子を見た体験が懐かしく思い出されます。

いつもの琵琶湖らしい冬がこれから来るのかどうか。久しぶりに訪れた琵琶湖で、例年とは異なる様子が気になりましたが、菜の花は地元の方たちの尽力で、今年もきれいに咲いています。西側の菜の花はまだ五分咲きといった感じなので、四千平方メートルの畑が一面黄色に染まるのは、月末あたりからでしょうか。

 

 

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